未来を築く

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執筆者:副幹事長(協働推進)山内将矢

 私が政連に入会したのは、司法書士登録から1年経った頃でした。それまで政連のことを、業界利益のためのロビー活動組織と捉え、興味がある人が入会すれば良いのではないかと思っていたのですが、政連役員さんの話を聞いて考えが変わりました。手前味噌になりますが、私達司法書士の政治連盟には「自分達さえ良ければ・・・」という発想はありません。我が国の法制度(司法書士業務に関連する分野)を国民の利益に資するよう維持、改善、発展させるという事を念頭に置いて活動しています。立法府議員との関係構築は、司法書士制度や関連法制度等に対する理解を深めていただくために行っているものです。ですから、与野党問わずお付き合いがあるわけです。

 さて、その上で私が思うことがあります。先程、国民の利益と申しましたが、国民とは、今生きている人だけのことを言うのでしょうか?現代人の都合だけで国を如何様にでもして良いと考えるならば、「自分さえ良ければ」という考えと大差ありません。先人の心を受け止めずして、国民が安心して生活でき、将来に希望を持てる世の中を築くことは出来ないはずです。その精神で、日本の未来のために我々が司法書士関連分野でお手伝いできれば有難いことだと思っています。