政治連盟と制度連盟

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執筆者:副幹事長(勧誘チーム)杉山圭

 私は、とある同職の先輩とよく酒を飲み交わす。そして、二軒目、三軒目になると互いにあれこれ考える余力は無く、大体話す内容が同じになることが多い。先日ももう何度目になるか政治連盟についてこんな議論をした。

 司法書士たるもの司法書士政治連盟には漏れなく入会してほしいものだ。一部会員の中には、「政治には興味がない。」であったり、「特定の政党を支持できない。」であったりといった理由で入会を躊躇う方もいらっしゃる。しかし、それは政治連盟の本質を分かっていないと言わざるを得ない

 静岡県司法書士政治連盟規約第3条によれば、「本連盟は、司法書士制度発展のための政治活動を行い、もって、国民の権利の保護に寄与することを目的とする。」と目的が掲げられている。

 司法書士政治連盟の目的とは、極めて単純明快である。すなわち、その目的は、司法書士制度の発展・維持・改善をもって国民の権利の保護に寄与することであり、政治活動はその目的達成のための手段にすぎないのである。政治連盟と銘打っているが、その実は『制度連盟』なのであり、この制度の発展の恩恵を受ける者、すなわち全ての司法書士が入会すべき団体なのである

 こんな話を毎回夜中の1時、2時までしがないBARでしているのである。お互いにふらふらになりながら。

 さて、私は、今年度本連盟の勧誘チームに所属することになりました。ぜひ一人でも多くの司法書士会員の皆様に政治連盟へ入会していただきたく存じます。特にこれからを担う若手の司法書士はなおさらです。なぜなら若手の司法書士はこれからより長い年月、政治連盟の活動成果の恩恵を受けるからです。司法書士としてこれから生きるという皆様は、ぜひ本連盟の「目的」にご賛同いただき、一緒に司法書士制度の更なる発展に向けて活動していきましょう!