賀詞交歓会と会長会

令和7年新年賀詞交換会 日本司法書士連合会

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報告者:会長 中里功

毎年開催される連合会の賀詞交歓会は、法務大臣、最高裁事務総局、議連に所属する国会議員、学者、他士業など、多彩な来賓の皆さんに多数のご臨席をいただき、新年にふさわしく華やかに催される。

静岡県関係では、自民党の議連会長に就任された上川陽子さんから祝辞を賜ったほか、渡辺周さん、大口善徳さん、宮下修一さんらにご参列いただいた。

ホスト役である私たち司法書士もまた、失礼のないおもてなしができるよう全国津々浦々から参集するため、例年、日司連も日司政連も、この日は全国会長会を抱き合わせ開催するのが恒例行事となっている。

総勢で500名は軽く超えるであろう式典を滞りなく運営しなければならない事務局役の苦労は、容易に想像できよう。この役目を果たしているのは、日司政連と東京政連の役員の皆さんだ。静岡からも、日司政連の役員を務める山崎敏弘さんと戸田真一さんの二人が「撮影担当」という腕章を掲げて会場内を終始奔走していた。

会長会のほうも熱気の籠った議論が繰り広げられた。

今回のメインテーマは、4月の定時大会に上程される予定の会費代議員数に係る規程改正案について。

現在のルールでは、各単位政連は毎年、司法書士会会員数に3000円を乗じた金額を日司政連への会費として上納しなければならないルールとなっている。ところが、残念ながら政治連盟への入会率が低調な司法書士会もあり、単位政連に入会している会員から徴収した会費を財源とし、政連に入会していない会員を含めた司法書士会全体の会員数に3000円を乗じて上納しなければならないことが重い足枷となっている単位政連も少なくない。ことに、東京・大阪などの大規模会においてこの傾向は顕著であり、収めるべき上納金が未払いとなっている単位政連も存在するのが実情だ。

一方で、大会における代議員数もまた各司法書士会の会員数に基づき算定されるため、上納金が未払いとなっている大規模単位会ほど、代議員の数は多くなる傾向にある。こうなると「金は出さないが口は出す」という外観がしばしば中小規模の政連から批判の的となる。ことに、一昨年のように役員選挙が開催されるようなケースでは代議員の数が結果を大きく左右するため、自ずと議論百出となり、ベストマッチングな落としどころを探る執行部の苦労もひとしおであろう。

4月19日の定時大会に向け、執行部、大規模会、地方の中小規模会が、それぞれの事情と思惑を抱いて繰り広げる駆け引きが続きそうだ。

おかげさまで、入会率80%超を誇る静岡政連では、現状でも日司政連への上納義務を全うしたうえで単位政連としても十分な活動を行うことができる財政基盤がある。今回の改正があったとしても、静岡政連の上納額には影響がなく、むしろ代議員数が一人増えることとなる執行部案は歓迎できる。

各単位政連の会長さんたちが多数派工作に奔走するのを尻目に、私は穏やかな春が迎えられそうだ。