令和6年6月29日 日本司法書士政治連盟関東ブロック協議会第23回定時大会レポート

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執筆者:幹事長  山崎敏弘

令和6年6月29日、シャトレーゼホテル談露館にて

令和6年6月29日、山梨県甲府市のシャトレーゼホテル談露館にて、日司政連関東ブロック協議会の定時大会が開催されました。私も中里会長と共に出席し、早川会長も参加されました。

岸田首相の登場

開始時間は13時でしたが、私は清水から車で向かい、ちょうどお昼頃に到着しました。ホテルの周辺は警察関係者と思われる方々で物々しく、ホテルの入口でも「どういった用件でしょうか?」と質問されました。会場のフロアにも多くのSPらしき関係者がいて、入場には金属探知機による検査が行われました。

12時50分頃、会場の空気が一気に変わり、緊張感が張り詰めました。なんと岸田首相が登場し、「今後とも、それぞれのお立場でそれぞれの地域で国民のためにご尽力いただくことを心より願っております」と開会にあたりご挨拶いただきました。地元単位司政連や司法書士を支えてくださる議員の先生方のご尽力により、このようなビッグサプライズが実現しましたが、警備の関係上、事前にスケジュールが公表されなかったようです。

定時大会開会

早川日司政連会長のスピーチ

早川日司政連会長より、4つの約束(国会議員との強固な関係性の構築、連合会との関係性、単位政連との関係性、会費問題への取り組み)について改めて説明がありました。また、法改正への対応や定款認証手続の見直しの問題にも言及されました。

各単位司政連の報告

各単位司政連より、市長会町村会との連携強化、相続登記に関する民間事業者の問題、戸籍の広域交付制度に関して職務上請求書の使用要望、戸籍取得のキャッシュレス決済に関する要望など、興味深い報告がいくつかありました。特に、長野政連は「相続登記、空き家対策、所有者不明土地・建物管理制度、管理不全土地・建物管理制度等にかかる協定書」市長会、町村会と長野県司法書士会とで締結した旨の報告がありました。

日司政連の会費の問題

日司政連の長橋副会長(財務委員会委員長)より、日司政連の会費の在り方について検討中の案の説明がありました。さまざまな意見が出され、各単位司政連の規約による会員の定義の問題もあり、なかなか簡単にまとまる話ではないと改めて感じました。

次回開催

次回の定時大会は、東京会が担当することが承認されました。

懇親会

懇親会では、他の単位司政連の役員らと共に、それぞれの会が抱える問題点や会費の問題について意見交換が行われ、和やかな雰囲気で開催されました。しかし、今回もお酒に飲まれてしまい、猛省しているところです。

以上が、令和6年6月29日に行われた日司政連関東ブロック協議会の定時大会の報告です。